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2023年3月23日(木)

横浜マラソン2022優勝。「裸足で砂浜を走る」のがポイント?砂浜ダッシュに込められた想いとは?

アイキャッチ画像

Locomoランニングアンバサダーで江の島砂浜ダッシュ代表の坂本智史さんにインタビュー!

【プロフィール】
・プレス工業株式会社 藤沢工場安全管理担当
・江の島砂浜ダッシュ 代表
・TomorrowRUNd 代表

【ランナーとしての主な成績】
・横浜マラソン2022 優勝
・湘南国際マラソン2022 準優勝
・第85回箱根駅伝9区(関東学連選抜)
・ニューイヤー駅伝6度出場

自身が開催するランニングレッスンTomorrowRUNdで走るパーソナルコーチとしての活動。
日常的に通勤ランで自宅から会社までの約13kmを通勤ラン。
そんな走るプロが主宰する江の島砂浜ダッシュについて始まった経緯や想いを伺いました。


江の島砂浜ダッシュの活動について教えてください。


毎週日曜日の朝6時50分から、鵠沼海岸で砂浜を走っています。
基本的に200mを20本走っていますが、各自のペースに合わせてみんなで楽しく砂浜ランしてます。

砂浜ダッシュの風景写真

どのようにして始まった?


コロナ禍でレースも無くなってきた時に、よく山を陸上部OBと一緒に走ってたんです。
その中のメンバーが砂浜を走ってるとのことで、僕も一度砂浜をダッシュしたら病みつきになってしまいました(笑)
そこで砂浜ダッシュを2020年の7月からスタート。
最初は200mを5本、でも物足りなくて10本、12本、14本と、、そして現在の20本まで増えていきました^^
仲間も最初は陸上部のOB数名だけだったんですが、人が人を呼び地元の方も参加してくれるようになりました。

砂浜ダッシュメンバーの集合写真

なぜ病みつきになった?


ランナーには理想のフォームを目指してもらうよう指導しています。
そのひとつが砂浜ダッシュだったんです。

砂浜を走る時にはつま先接地で少し沈み、踵が高いような状態になるんですよね。
その状態はアスファルトだと負担が大きいので、それをキープするのが難しいんです。
砂浜だとその状態を自然とキープできるようになる。

そうなると何が良いかというと、お尻を使えるようになる。
お尻は体で一番大きな筋肉なので、お尻で支えられるようになって、お尻から足に力を伝えて蹴り上げたい。
それができると、一番強い筋肉を後半まで使い続けられるようになります。

それに不整地なので、左右にブレるんですよね。
ブレないよう維持させるために体幹が鍛えられる
そしてブレずに「前に進む」と脳にも刺激が入るので良いこと尽くしなんです。

砂浜ダッシュの風景写真


最初はシューズを履いて走っていたんですが、シューズを履いていると砂で滑ったりしますし裸足で走るようになりました。
バランスを取るためにも指を使って砂を掴んでブレないようにするのもポイントです。
裸足で砂浜を走るのは本当良いですよ^^

ひとつ注意としては、速く走ろうとして地面を蹴ってしまうこと。
そうすると体重移動がスムーズにいかず、自然な動きではなくなってしまい、ふくらはぎや足首など膝下へのダメージが大きくなり怪我の原因になってしまいます。
なので、地面に優しく着地する。人にもですが、砂浜への優しさも大事ですね(笑)

裸足で走る坂本さんの写真

ティラノサウルスレースでも裸足で走ることを推奨していましたね。


そうなんです。
実はティラノサウルスレースを主催したのは、「裸足で砂浜を走ってもらいたい」「指を使って走ることを広めたい」という想いがきっかけだったんです。

というのも、江の島砂浜ダッシュだと朝も6時50分と早いので参加できない人もいる。
もっと幅広い人たちに砂浜ダッシュの魅力を伝えたいという想いがあり、何かランニングイベントを開きたいなと思っていました。
そこでたまたま鳥取でやっていたティラノサウルスレースの存在を知り、「これを江の島でやりたい!」「砂浜を裸足で駆けまわって欲しい!」と想ったんです。

なので、一貫して「砂浜を裸足で走る」というのがコンセプトです。

ティラノサウルスレースの写真

ちなみに砂浜ダッシュはなぜ早朝?


日中にはなかなか抜け出せないので、朝に終わらせる。
参加するメンバーにも、家族との時間を大切にできるように。
また、別の理由としては、日焼けをしたくないというのもあったりします^^;

なぜ6時50分?7時じゃ行けないんですか?(笑)


妻が月に何回かは日曜日仕事になるんです。
6時50分に開始しないと妻が出社する時間までに僕が帰れないんです(笑)
この10分がめちゃくちゃ大事で7時だとダメなんです。
子供たちもまだ小さいので、なんとしても家にたどり着く。
そのための6時50分です(笑)

砂浜ダッシュの風景写真


(栗原)その10分の理由はそこだったんですね(笑)
家族との時間も工夫しながら大切にされてる点が素敵ですね^^

坂本さんは高校からずっとマラソン競技をされてきたわけですが、

その中でも特にワクワクする瞬間は?


大会でスタートラインに立った瞬間ですね。
マラソンは孤独で、見えない部分が大きいんです。
でもスタートラインに立った時の雰囲気。
歓声とか「やるぞ!」っていう気持ちとか。
「自分はこれだけやってきた」という想いが込み上げてきます。
時には涙が出てくる時もあるんです。
自分なりの努力があったからこその感動というかワクワクがそこにはありますね。

横浜マラソン優勝時の坂本さんの写真

横浜マラソン2022優勝時

今後の展望は?


ランニングレッスンのTomorrowRUNdでは、皇居やオンラインでのレッスンを通じて、限られた時間の中でパフォーマンスを向上する "走り方改革" の魅力を伝えています。
湘南でもさまざまなランナーにそれを伝えていけたらいいですね。

また、少し触れましたが砂浜ダッシュは朝早いので、参加できる人が限られてきます。
なので、それとは別にティラノサウルスレースのような、また違った層の方々向けへの
ランニングイベントとかランニングコミュニティを作っていきたいなと思ってます^^

インタビューを終えて


僕も少し参加させてもらいました🏃‍♂️
シンプルに砂浜を裸足で走るのが気持ちよかったです!
それに1日の良いスタートを切れてパワーもみなぎってきました。
早朝砂浜ラン、良いですね。
今後もちょくちょく参加させてもらおうと思いました^^

そして坂本さんはLocomoランニングアンバサダー!
Locomoは坂本さんと共に湘南を盛り上げていきますので、よろしくお願いします!

Locomo代表と坂本さんの写真

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